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食物の全体像

体調に合わせた主食

マクロビオティックでは、食物を大別して広義と狭義の食べ物があると捉えます。

広義(陰)の食べ物とは環境全体を指すもので.。。日光、空気、水などです。

狭義(陽)の食べ物はその環境が作り出す産物で、いわゆる私たちが口にする食べ物です。

広義の食物は、この空間と陰性と大地の陽性が組み合わさって出来ています。私たちはこの食べ物を通して環境全体(日光、大気、水、大地)を取り入れています。食べ物の「陰性」「陽性」を見分けることは、食物の調和を保つために非常に大切になります。

体調は季節や環境(温度、場所)日々の食事など、その時々で変わるものです。

日々の食事で身土不二や一物全体を取り入れ、よく噛み、腹八分目を心がけておくと血液がよくなります。血液が良くなれば細胞も変わります。そして、体調も改善され、その積み重ねが体質を変えることに繋がります。つまり食べ物で体質を変えることが出来ます。

現代の食事は化学添加物が多く、偏っているのが目立ちます。甘い物や辛い食事を多くとっていると体への負担が大きいです。

 

人間の主食は穀物

*身体は食べ物で出来ているので食べ物で体調を整える

*季節によって炊き方を変える。炊く鍋の種類。水加減。炊く時間など。

*寒い季節には体をあたためる陽性よりの穀物、暑い季節には体の熱をとる陰性よりの穀物を摂る。

暑い季節(陰性)体を冷やす。。。。砂糖、酢、日本酒、香辛料、押し麦、トウモロコシ、うどん、小麦、豆、発芽玄米、酢飯、ジャガイモ、サツマイモ、サトイモ、なす、トマト、もやし、ブロッコリーキノコ、タケノコ(カリウム)、菜の花、ニラ、セロリ、長ネギ、そら豆、白いんげん、うずら豆、など、

甘味料。。。はちみつ、みりん、きび糖、甜菜糖

飲み物。。。アルコール、コーヒー、ジュース、ハーブティ、煎茶、紅茶

味覚。。。強い甘み、辛い、酸っぱい

成長速度。。。早い成長

部位。。。果実、葉の類

植物は陰性(カリウムが多い)

調理器具。。。電磁気、電気、ガス、

調理方法。。。ゆでる、蒸す、煮る

火を入れない、あまり入れない、水に浸す、発酵食品を利用する、酸を加える、香辛料を使う、低温、冷たい、大きい(夏)

色。。。紫、藍、青、緑、白

寒い季節(陽性)体を温める。。。。塩、味噌、醤油、粒の細かい穀物、そば、蕎麦がき、おむすび、炒飯、お餅、ひえ、きび、あわ、そば、おこげ、自然薯、人参、牛蒡、蓮根、大根、カボチャ、インゲン、玉ねぎ、白菜、キャベツ、小松菜、ひよこ豆、安月、黒豆、等

甘味料。。。米飴、甘酒、メイプルシロップ、ドライフルーツ

味覚。。。穏やかな甘み、塩辛い、苦い

成長速度。。。ゆっくりとした成長

部位。。。根っこ、茎、種子

動物は陽性(ナトリウムが多い)

調理器具。。。炭、薪、石油

調理方法。。。揚げる、炒める、焼く

火を入れる、火をしっかり入れる、圧をかける、干す、塩分を加える、高温、長時間、小さい(冬)

油、塩、火を上手に使う

色。。。赤、橙、黄、赤、黒

 

粒食と粉食

*粒食は粒のまま、粉食は粒を粉砕したもの。

*小麦粉はグルテン(タンパク質)が多く含まれている。

*粒食に比べ粉食は消化時間が早いので安定したエネルギーを得るには副食に粒食を添えるのが望ましい。

(粉)陰性。。。。蒸す、膨らます、パンなど

(粒)陽性。。。。水分なし、乾麺

 

穀物を上手に料理にとり入れる工夫の仕方。

*玄米だけではなく、季節によってそば(そば粉)や麦(小麦)を使い分ける。

*体質により、米粉を利用する。

*穀物は食事の柱で、主食だけではなくて、副食やサラダにも取り入れる。

*食事での穀物の割合は6~8割が望ましい。

グルテンが多い順

強力粉

中力粉

薄力粉

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植物(陰)

根菜(陽)

葉菜(陰)

動物(陽)

魚介類(陰)

白身(陰)

赤身(陽)

鳥獣類(陽)草食(陰)

肉食(陽)

食物の陰陽を考えるための道筋

広義の食物と狭義の食物の陰陽を考える

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植物性食品と動物性食品の陰陽を考える

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植物性食品の陰陽を考える

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動物性食品の陰陽を考える

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食物全体の陰陽を考える

食物の陰陽を考える

植物(陰性)

 

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